
和のテイストでくつろげる部屋づくり 和モダンスタイルを楽しむ
フローリングに白い壁。このような一般的な洋室を、和モダンスタイルに変えてみませんか。和を感じさせる小物やファブリックの上手な取り入れ方をご提案します。
自然素材で和の雰囲気を取り入れる
インテリアに和の雰囲気を添えたいときに注目したいのが、和紙や竹などの自然素材。和紙のロールスクリーンや照明は洋室にもマッチし、やさしい質感がくつろぎを演出してくれます。竹で編んだカゴや一輪挿しも効果的。陶器や漆器なども落ち着いた和の雰囲気づくりに役立ちます。
テーブルクロスやクッションカバーには小紋やかすり、藍染めなど和を感じさせる柄や色を。床は冬暖かく、夏涼しいいぐさマットはもちろん、こげ茶やベージュなどシンプルなラグマットも和モダンとよく合います。
床の間風のコーナーをしつらえる
和モダンの雰囲気をさらに高めるのが床の間風のスペースです。リビングのコーナーやチェストの上、出窓などを利用して、お正月や節句の飾り付けを楽しむ定位置を作り、季節感を演出するようにしましょう。書やミニ盆栽、絵皿を置くだけでもムードを高めることができます。
また、玄関の下駄箱の上や廊下、洗面所やトイレの中などにもちょっとした和のコーナーをしつらえれば、家じゅうをトータルにコーディネートできます。
和の空間はシンプルで無駄がなく、簡素なことが基本なので、物の数を減らすことも大切。すっきりと整理された部屋なら床の間風コーナーも引き立ち、センスいい和モダンスタイルが完成します。
お客様も多い年末年始。住まいをすっきりと片付け、和モダンのインテリアで気分も部屋もリフレッシュさせましょう。

暮らしメモ
和モダンの窓辺はフラットなスタイルが基本

窓辺にはドレープカーテンが定番ですが、和モダンのインテリアにはロールスクリーンやブラインドなど、ドレープやヒダのないタイプですっきりとまとめるのがポイントです。素材は天然素材がベストです。
例えば丈夫で吸湿性に優れた麻は、色や柄も豊富で素朴な風合いが魅力です。また、竹ひごを編んで作られたロールスクリーンには天然素材ならではの落ち着き感があり、ブラックやブラウンなどダークカラーのものは和モダンにぴったり。天然木のブラインドはぬくもり感がありながら、室内にシャープでモダンな印象を作れます。白木からダークな色まで揃っているので家具やフローリングの色と合わせられます。
市販のキットで簡単に手作り
ロールスクリーンは市販のキットを使って簡単に手作りすることも可能です。お気に入りの和柄の布を使って挑戦してみましょう。和紙ならば和モダンのお部屋作りにぴったり。インテリア用に加工された丈夫なものを選んで下さい。
ロールスクリーンは市販のキットを使って簡単に手作りすることも可能です。お気に入りの和柄の布を使って挑戦してみましょう。和紙ならば和モダンのお部屋作りにぴったり。インテリア用に加工された丈夫なものを選んで下さい。
薬味、つけだれの工夫でバリエーション豊かに 冬のあったか鍋料理
ちょっと冷え込んだ日は鍋料理がいいですね。
定番の鍋料理にプラスするだけでぐんとおいしくなるアイデアをご紹介します。
定番の鍋料理にプラスするだけでぐんとおいしくなるアイデアをご紹介します。
さっぱり味も、ピリ辛味もトッピングで自由自在に変化

寄せ鍋やしゃぶしゃぶ、湯豆腐やすき焼きなど、お馴染みの鍋も薬味しだいでよりおいしく、新鮮な味に変身します。ポン酢で食べる鍋や醤油味の鍋なら、万能ネギのほか、ゴマ、しょうがのすりおろし、大根おろしやもみじおろし、ねり梅、黒コショウ、柚子コショウなどを並べれば薬味の数だけ味に変化がつき、飽きずに食べられます。揚げネギや豆板醤、納豆や山芋などもおすすめです。しめの雑炊にもひと工夫。カレー粉を入れてカレー雑炊、チーズや生クリームで洋風リゾット風に。これなら子どもたちも喜んでくれそうです。





暮らしのワンポイント
冬のお部屋、こまめに換気して結露防止

鍋料理の後は湿気がこもるので、換気や除湿を忘れずに
結露は外の気温が低く、室内が暖かく湿度が高いときに発生します。そのままにしておくと、カビの発生や住まいを傷める原因にもなるので要注意です。
暖房のきいた部屋で鍋料理を囲んだときは、窓を開けたり、換気扇をまわして、湿気を含んだ暖かい空気を外に出すことが大切。除湿機を使う、結露したらすぐに拭き取るのも効果的です。